覚悟

自分の病気に関しては、
1.転移があるので、死ぬまで治らない病気
2.近い将来(数年先)に死に至る
と、病気がわかった頃に、十分理解をしていた。

ここ2,3年は、近い将来が、だんだん延長されつつあるとは感じている。
土壇場で、逆転ホームランは打てないけれど、満塁でデッドボールでの
押し出しで同点して延長戦には持ち込めているイメージ。
かっこ良く延長戦には持ち込めていなくても、泥臭い試合展開にはなってるかな。


私の場合は、病気発覚の前に、死を覚悟しなければならない選択があった。

2007年の夏頃にインドで住むことが決まったのだけれど、出発の10日ほど前に
住む予定の都市で2件の爆弾テロ事件が起こった。

夫の派遣が延期になるかと思ったけれど、夫婦そろって呼び出しを受けたものの
テロに備えた注意事項の確認だけだった。

夫は仕事で行かなければならないけれど、私自身は随行するのをやめるという
選択肢もあった。友人達は、日本に残った方が良いのではと心配してくれた。

でも、随行を決めて、予防接種を1ヶ月半にわたって、10本ぐらい受けたり、
英語の集中レッスンを受けたりと準備もしていたし、日本に残るとなれば、
たった10日間ほどの間に、夫と私の荷物の仕分けをしなければならないので、
それも面倒だし、危険なところへ夫だけ行かせるのもなんだかな・・・・と
結局行くことに決めた。
現地在住の日本人会の方々も、別に問題なく普通に暮らしていますよと言われていたので。

爆弾テロに巻き込まれる危険性もあったので、それなりの覚悟もした。

実際に夫が赴任を終えてから、2008年の11月には、ムンバイで
日本人も巻き込まれる爆弾テロ事件も起こった。
その後、住んでいた都市で、2013年に爆弾テロ事件は起こっている。
(住んでいた都市には、日本人は10名ほどなので、個人が特定されるので
都市名は書けません)

私自身は2008年の5月末に、手術をしたのだけれど、
そのときに宣告されたのは、最悪の場合(別の悪性度の高いガンの場合)
余命は半年と宣告された。

これが2度目の死に対する覚悟だったけれど、意外とあっさりと
受け入れることはできた。

何事も自分に起こる運命には抗うことはできないと思っている。
土壇場になったら、逃げ出したくなるかもしれないけれど、
やっぱりどうあがいたって、自分の運命からは逃れることは不可能だから、
黙って受け入れるしかないのかなと思う。
究極には、人間は誰しもいつかは生涯を終える運命だしね。

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by zebra_queen | 2015-03-27 15:46