心疾患とガン

以前ある専門医から、「ガンで亡くなる方が、いろいろな準備ができるので、ガンで亡くなる方が良いと思う」と言われたことがある。

果たしてそうだろうか?

人の価値観はそれぞれ違う。
たとえば、好きな食べ物を最初に食べる人と、最後まで残しておく人。
それぞれに言い分がある。
ちなみに私は最初に食べる。なんでもさっさと済ませてしまいたいタイプ。
特に好きなことは、待たずに速効だと思う。

私自身の考えは、
ガンによって精神的にも身体的にも長く苦しまなくてはならない。
それに比べると、心疾患は苦しむ時間は一瞬。
だったら、心疾患で亡くなる方が楽じゃないかと思う。

医師も、ガンの苦しみを味わったことがなく、傍観してるだけなので、
わからないんだよ。。。と思った。
私自身は、抗がん剤によって、半年ほどまともに食事ができなかった。
食べられない辛さも味わった。
脱水症状で倒れたこともあったし、その後やはり1年ほどはふらふらで
良く転んだ。その頃は精神的にもボロボロだった。
その頃は、「もういいよ」とあきらめの気持ちだった。


夫の叔父は、ガンで亡くなったけど、80代でもあり、
抗がん剤治療もやらなかった。何度か救急車のお世話にはなったけれど、
確かに亡くなるまでの準備は怠りなくやっていた。
それぐらいの年齢になれば、達観もできるかと思う。
冷静に準備をできる方もいらっしゃるとは思う。

病気により、長期の闘病だと、家族に迷惑もかける。
遺された家族は、突然だと気持ちの整理はつかないかもしれない。
でも、心の準備が出来ていたとしても、家族を失った悲しみは
変わらないんじゃないかと思う。

そもそも、どちらが良いかと比べるべきものじゃないとも思う。
人の考えはそれぞれ違うので、それぞれに言い分はあるとは思うけれど、
それが万人にあてはまる訳じゃないと思う。

まあ私自身も、周りが困らないように意志は明確にしておくけれど
それができたことが良かったかどうかはよくわからない。

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by zebra_queen | 2014-12-28 14:28